« コメディアン伊東四郎 | トップページ | 「日本ギャグ辞典の作り方」 »

お笑い好きとそうでもない人

お笑いが苦手な人は結構周りにいる。その人たちにどうしてもお笑いを理解しようとして努力してもなかなか無駄な時間を過ごすだけになる。なので強要はしないが敢えて反応するとしたらこう答えるという想定問答。想定というより実際あった会話に対してだが・・

「今のお笑いって下品」
横綱に品格、オリンピック選手に品格、どうやら国民は有名人には品格を求めているようだ。そうして気に入らないとマスコミ総出でその勢いに乗って叩く。お笑いに品格も何もあったもんじゃない。上品な笑いって何だ?アメリカンジョークが上品とも思わないし、昔の笑いが上品だとは思わない。たぶん下品っていうのは多くの場合、番組の演出上そう見えるもの、又は汚れ役を芸人に要求しているなどあろう。それが度を過ぎると下品という偏見につながる。ドリフだって当時はだいぶ叩かれた。PTA見せたくない番組に毎年挙げられ、親が集まるとドリフは下品だと叩かれる。下品だという見方は多くの場合偏見と見る。いかりや長介が亡くなったら「ドリフの笑いは最高」とコメンテーターが持ち上げる。そういう情報操作はゴメンだ。当時も今もドリフは良いと思っている。但し、番組の演出に助けられている芸人も居ないわけではない。そういう芸人は黙ってても沈む。

「ショートネタはどうも苦手」
これも番組上の演出の話で、ショートネタばかり今の芸人がやっているかのような印象を与える。ちゃんと芸人さんは「1分用、10分用、30分用」とネタを用意しているわけだし「テレビ用、営業用、劇場用」と使い分けている。単独ライブなんかの力の入れようはものすごい物がある。芸は基本、劇場・寄席でお金を払って見るものだと思っている。見たいものはDVDを買ってでも見る。B級ニュースのようにタダで湯水の如く湧いていてそれを見るのではない。お笑い好きはそれなりの投資は当然するだろう。見たいもの見たくないものは分ける努力はしているのではないか。お笑いが好きでも「ショートネタは苦手」という人は大勢いる、但しその人達はいろいろ見たうえでの結果、「ショートネタは・・」という所に辿りついている訳であって「爆笑レッドカーペッド」が流行っているからそれだけで語りだすのはあまりにも危険な訳だ。

「訳がわからない」
これはお笑い好きにとっては一番困る返答だ。「これはおもしろい、でもこれはつまらないね」という話なら理解できるが「全体的に理解できない、何がおもしろいのかわからない」と言われるといよいよ「これは本能的なものだから」という答えを用意しておかなくてはいけないのか。お笑いが好きってのは本能的な物で理詰めで解き明かすものではないのかな?
とりあえず今のお笑いがあまり好きではない人に聞いてみるとこういう答えが返ってきたものだから・・どう答えていいか分らないが無理に答える必要も無いと思う。

ま、好きなら見ればいいし嫌いなら見なきゃいい。嫌いな人に「これはすごいんだよ」という
気にはならない。ただ上の3つの反応がきたらこう思うということですね。

|

« コメディアン伊東四郎 | トップページ | 「日本ギャグ辞典の作り方」 »

お笑い」カテゴリの記事

コメント

お笑いが苦手なものの一人として(^_^;)
人をだます、食べ物を粗末にする、裸になるは昔からだめだね~
(ドリフもダメだった…)

話術とネタで勝負するようなお笑いなら、善し悪しも判断できるかな???

投稿: 663 | 2010年3月11日 (木) 11時22分

663さん
コメントありがとうございます!
確かに言われてみるとモノを粗末にするとかそういう感覚がマヒすることはありえますね。ただテレビの様に鵜呑みしないという感覚を養うこともまた必要かもしれません。

今のお笑いは大分多様化してきて正統派(あくまで自薦・他薦ですが)と言われる人達の芸をテレビなどで拝見は出来ます。NHKのBSなどで落語会や演芸を寄席にいるような感覚で見れる番組なんかたまにやってます。落語会なんかは地上波でもたまに深夜とかやってますね。笑点の前半の演芸コーナーもいいかもしれません。

投稿: お笑い総合大学教務部長 | 2010年3月12日 (金) 22時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13799/47676778

この記事へのトラックバック一覧です: お笑い好きとそうでもない人:

« コメディアン伊東四郎 | トップページ | 「日本ギャグ辞典の作り方」 »